猛暑による異常気象で車両トラブルが多発―「猛暑と車両トラブルに関する調査レポート」を公開―

トラブルの約8割がバッテリー・エアコン・タイヤに集中、タイヤでは「バースト」が最多



カーライフに役立つ情報を発信するWebメディア「カルモマガジン」を運営するナイル株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:高橋 飛翔)は、猛暑による車両トラブルの実態とその対策をまとめた「猛暑と車両トラブルに関する調査レポート」を公開しました。

本レポートは、インターネット調査の結果に加え、一般社団法人日本自動車連盟 JAFおよび株式会社オートバックスセブンへの取材をもとに、猛暑によって増加する車両トラブルの傾向、その背景および予防策をまとめたものです。

ドライバーが夏の厳しい環境下でも安全・安心に車を利用するための情報提供と注意喚起を目的に制作しました。広く社会に役立てていただくことを願っております。メディア関係者をはじめ、ドライバーや自動車業界関係者の皆さまにも、出典を明記のうえご自由にご活用いただけます。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/55900/611/55900-611-5db6598835e48a7c6d003a57c10defd2-1280x720.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]



詳細レポートはこちら

■レポート公開の背景
近年、猛暑が常態化しつつあります。気象庁による「気候変動監視レポート」によれば、直近6年間の日本の年平均気温は歴代上位の気温偏差で推移しています。2023年と2024年においては、1898年以降の観測史上2年連続で過去最高の気温偏差を更新しました。異常気象が続くなか、猛暑が原因と考えられる車両トラブルも増加傾向にあります。

一方で、車両の管理方法や暑さ対策は従前のとおりです。「最も暑い夏」を過ごすうえで車に必要な対策とは何なのか、全国のドライバーの意識や実態を調査するとともに、一般社団法人日本自動車連盟 JAFと株式会社オートバックスセブンの有識者に対しても取材を行い、猛暑における車両トラブルの実態や見解を伺いました。それらをもとに、車やドライバーの安全・快適を守るための情報をレポートとしてまとめています。

■調査サマリー
・暑さによる車両トラブルを経験したことが「ある」と回答した人は約22%
・車両トラブルを経験したことが「ある」と回答した人は「バッテリーにまつわるトラブル」が37.2%、「エアコンにまつわるトラブル」が36.3%、「タイヤにまつわるトラブル」が5.9%で、これらが全体の約8割を占める
・4人に1人が暑さによる車のトラブル対策をしている一方、間違った方法でリスクを高めているケースも存在

【調査概要】調査対象:5,000人 /調査機関:カルモマガジン調べ(調査ツールFreeasy使用) /調査方法:インターネット調査 /調査期間:2025年6月17日~6月20日 /有効回答数:車を所有する全国の男女2,781人
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/55900/611/55900-611-719a2ef00fbea987bd39e101b0618a07-960x540.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/55900/611/55900-611-6f72b7fe0adb4db1e024da82c7b3dfdd-960x540.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/55900/611/55900-611-cb975199cedbb1c5f11bb89d656e6baa-960x540.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


■調査サマリー
・2012年に実施された「真夏の車内温度(JAFユーザーテスト)」検証では、外気温35℃の炎天下において、白い車体の車両の車内温度はサンシェード未使用で52℃、アルミ製サンシェードを装着しても50℃に達した。サンシェード単体では車内温度の上昇を大幅に抑える効果は限定的であることが明らかとなった。

・JAFが公表している「ロードサービス救援データ 」によると、2020年度から2024年度までのすべての年で、「タイヤのパンク、バースト、エアー圧不足」による救援件数は、高速道路、および一般道と高速道路の合計は8月が最多であり、猛暑期にタイヤトラブルが集中している傾向が見られる。

・A PITオートバックス東雲では、バーストした車両が連日のようにレッカーで運ばれてくる状況が続いている。強い紫外線によってタイヤの油分が抜けやすくなり、ひび割れや亀裂が発生しやすくなるうえ、空気の膨張や高温路面との摩擦が加わることで、バーストに至るケースもあるとされている。

・6月下旬からエアコン修理の依頼が急増しており、7月上旬時点では1日あたり10件以上の依頼が寄せられて、例年より早いペースである。なお、主な原因は冷媒ガスの漏れ、水分の混入、エアコンフィルターの目詰まり。エアコントラブルなど、構造的な問題が大半を占めている。

▼JAFによる35℃の炎天下において車内温度を測定する検証
[画像5: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/55900/611/55900-611-3126b460b86fbc2472315e93b20dee46-886x275.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
出典:JAF「真夏の車内温度(JAFユーザーテスト)」

▼JAFによるロードサービス救助データ
[画像6: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/55900/611/55900-611-3e0a9be6bdae48bf1760de406a724d34-960x540.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


▼取材協力者プロフィール
[画像7: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/55900/611/55900-611-231eccad43a4ac304cc697c04cf9d9a0-1280x506.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


■猛暑と車両トラブルに関する調査レポートについて
詳しくは、以下のリンクよりご覧ください。
記事はこちら:https://carmo-kun.jp/column/newcar/heatwave-car-issues/
PDFレポートはこちら:https://carmo-kun.jp/docs/magazine/heatwave_car_issues_report.pdf

記事およびPDFレポートは、出典を明記のうえ、どうぞご自由にご活用ください。なお、データの内容自体の加工・改変はご遠慮いただいております。

また、本件に関する問い合わせや取材依頼は、以下よりお気軽にお問い合わせください。
カルモマガジン編集部:carmo_mag.navi@nyle.co.jp

【会社概要】
会社名:ナイル株式会社
所在地:東京都品川区東五反田1-24-2 JRE東五反田一丁目ビル7F
設立:2007年1月15日
代表者:代表取締役社長 高橋 飛翔
事業内容:自動車産業DX事業、ホリゾンタルDX事業
URL:https://nyle.co.jp/

プレスリリース提供:PR TIMES