
視覚障害当事者のインフルエンサーと連携し「必ず試してから選ぶ文化」を推進
2025年12月10日(水)
株式会社システムギアビジョン
株式会社システムギアビジョン(兵庫県宝塚市)は、視覚障害当事者の人気インフルエンサーと連携し、購入前に必ず試す文化を広げる動画シリーズを公開しました。
視覚障害者用読書器※1は、自治体の給付制度を利用することで高額な機器を低い負担で購入できますが、試用不足による“ミスマッチ購入”が課題となっております。
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202512090631-O1-dt09KgET】
視覚障害者用読書器は、文字を拡大したり音声で読み上げる機器で、視覚障害者の生活を支える重要なツールです。しかし、実際に機器を試すことができる施設は限られているため、試さずに購入し「操作が難しい」「思ったように見えない」といった“ミスマッチ購入”が起きてしまう場合があります。
1度申請すると再申請可能になるまで8年間空ける必要があるため、最適な機器を選ばないと購入者は長期間不便を強いられてしまいます。
こうした問題を解消するため、当社では購入前の機器のお試しを強く推奨しており、この度インフルエンサーである杉本梢氏に協力いただきYouTubeによる更なる啓蒙を実施することになりました。
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202512090631-O2-918Przx0】
取り組み内容
杉本氏は視覚障害当事者として、YouTube・Xで生活の工夫や機器レビューを発信しており、当事者ならではの「リアルな使用感」「気づき」「注意点」を伝えることに定評がある、チャンネル登録者数2.2万人のインフルエンサーです。
動画シリーズでは毎回「給付で買う前には必ずお試ししてください」というメッセ―ジを発信いただいております。影響力のある当事者の言葉で伝えることで、動画視聴した当事者やその家族など周囲の方に「機器のお試しが大切」という認識を広げる目的があります。
投稿動画一例
弱視の私が失明に備えて音声読書器を使ってみた!
いつ見えなくなるかわからない人生に必要な情報!
当社は今後も、ミスマッチ購入を防ぎ、利用者が主体的に選べる環境づくりを最優先し、自治体・教育機関・医療機関向けの啓発コンテンツも順次拡充します。
※1:視覚に障害のある方が本や新聞、書類などを拡大してモニターに映し出すもの又は読上げる機器であり、視覚障害者の生活を支える重要な手段として広く活用されている。
会社概要
https://www.sgv.co.jp/
・会社名:株式会社システムギアビジョン
・所在地:兵庫県宝塚市高司1-6-11
・代表者:岸上 新弥
・資本金:2,000万円
・事業内容:視覚障害者向けの機器の企画・開発・販売・保守および輸出入
【この件に関するお問い合わせ先】
[会社名]株式会社システムギアビジョン
[部署名]営業課
[担当者名]日浦(ひうら)、白潟(しらかた)
[TEL]0797-74-2206
[Email]sgv-info@systemgear.com
