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AsiaNet 200970 (0166)
【バンコク2025年8月12日新華社=共同通信JBN】 China UnionPay(中国銀聯)がPoetry POS Machine(詩のPOSマシン)キャンペーンの下で展開する公共福祉イニシアチブである「Poetry Lights the Heart's Lantern(詩が心のランタンに火を灯す)」と題するバンコク・ランタンと詩のフェスティバルがこのほど、バンコクのランドマークとなっている川辺の複合施設、アイコンサイアムで始まりました。これはこのキャンペーンでは初めての海外進出であり、愛の届く範囲が中国の国境を超えて広がります。
タイにおける中国ランタンフェスティバルにタイミングを合わせ、中国とタイの友好ランタンの展示の下に設置された銀聯ブースは一際目立っていました。その中心には美しい大きなランタンが吊るされ、その周りは中国語とタイ語による子どもたちの詩で装飾された小さなランタンで囲まれていました。
会場ではタイの子どもたちが中国の子どもたちによる詩を朗読し、遠く離れた所から届けられた無邪気さや喜びに浸っていました。訪れた人たちはPOSマシン上で自分の銀聯カードをスワイプさせて寄付し、2カ国語(中国語とタイ語)での詩の領収書を記念品として受け取ることができました。また自分の詩の朗読を無料で録音し、自分の声にリンクしたQRコードが付いた葉書を持って帰ることもでき、このイベントに参加したことへの特別の思い出の品となりました。
とりわけ、このイベントによる収益はすべて、タイの慈善財団を通じて地元の子どもたちの生活と教育の向上に充てられます。
中国銀聯の広報担当者は「私たちは、中国とタイは遠く隔たっていますが、詩の誠実さと暖かさは普遍的なものとして残ると確信しています」と話しました。
広報担当者は「詩は人類の共通の言語であり、全ての魂が身を守る場所を見つけるための安息の地です。光そのもののように、どこで輝いていようとも、それは明るさと暖かさへの私たちの共通の望みを具体的に表しています」と付け加えました。「このイニシアチブは善意の行為にとどまりません。文化的な対話と心からのつながりなのです」
銀聯は主要な国際決済ネットワークとして、タイで広く受け入れられており、世界的な展開拠点は183の国と地域に及んでいます。Poetry POS Machineが比類なき慈善活動の架け橋としての役割を果たし、世界中の人々を自分の声を共有したいという子どもたちの熱い思いと結び付け、詩や無邪気さ、そして美しさへの共通の感謝を通じて、多様な文化を持った人々を結び付けることが期待されています。
銀聯のPoetry POS Machineキャンペーンは2019年に開始されて以来、安徽省、河南省、四川省、貴州省、雲南省、新疆ウイグル自治区などの山間地帯の400以上の学校へと広がり、7000人以上の現地の子どもたちが美術教育を受けるのを支援してきました。
ソース:China UnionPay