大規模リコールをめぐる米議会の公聴会を目前に控えて、トヨタ自動車にとって頭の痛い新たな火種が急浮上した。
フロアマット、スロットルペダル不良、ブレーキシステムのチューニングと、続出するリコール、不具合問題に揺れたトヨタ自動車。豊田章男社長が米国の公聴会に招致される24日は、これ以上ブランドイメージを傷つけたくないトヨタにとって、この日はまさに天王山である。
トヨタ自動車の豊田章男社長が23日から始まる米下院の監督・政府改革委員会の公聴会に出席し、大規模リコール問題について自らの考えを直接説明することになった。
米国IIHS(道路安全保険協会)は18日、ヒュンダイ『ソナタ』を「2010トップセーフティピック」に選定した。ソナタはヒュンダイのグローバル主力セダンで、新型は1月、米国市場へ投入されたばかりだ。
トヨタ自動車の大量リコール問題で、米下院の監督・政府改革委員会は、24日に開く公聴会に豊田章男社長を証人として正式に招致することを決め、タウンズ委員長が豊田社長宛に書簡を送付したという。
アウディジャパンは18日、『Q5 3.2 TFSI クワトロ』など2車種のAピラートリムに不具合があるとして、国土交通省にリコール(改修・無償修理)を届け出た。
フィアットグループオートモービルズジャパンは18日、『パンダ』のABSコントロールユニットに不具合があるとして、国土交通省にリコール(改修・無償修理)を届け出た。
いすゞ自動車は18日、圧縮天然ガス自動車(CNG車)『エルフ』、ニッサンブランドの『アトラス』、ニッサンディーゼル『コンドル』、マツダ『タイタン』4車種の燃料遮断弁に不具合があるとして、国土交通省にリコール(改修・無償修理)を届け出た。
日本自動車工業会の青木哲会長は18日の定例会見で、トヨタ自動車やホンダでリコールが続発していることに関連し「自動車メーカーにとってお客様の安全確保は第1の優先であり、安全対策は最重要課題」と強調、安全面からの品質確保に万全を期す意向を表明した。
トヨタ自動車は17日、一連のリコールや改修に関する品質問題について東京本社で会見を開き、豊田章男社長、佐々木副社長らが国内リコールの進捗状況、品質向上についての具体的な展開について説明をおこなった。