今シーズンはフェラーリ、ウィリアムズの2チームに遅れをとっていたマクラーレン。しかしモナコGPでのデビッド・クルサードの会心の勝利に、フェラーリではマクラーレンがタイトル争いに再び参戦することになるのではと予想している。
モナコGPで4位に入ったルノーのヤルノ・トゥルーリ。しかしレース後の車検でトゥルーリのマシンが電気系統ソフトウェアの合格判定を受けられず、後日再検査を受けることが判明した。
連勝を続けていたフェラーリをストップし、マクラーレンに今季初優勝をもたらしたデイビッド・クルサード。「嬉しいよ。今シーズンのスタートは厳しかったからね。今年勝つのはかなり難しい状況だったから、モナコでのレースにかけたんだ」。
マイクロソフトではXbox専用ゲーム『ラリースポーツ』の発売を記念して、クイズ回答者の中から抽選で1名様にゲーム内にも登場するプジョー『206』をプレゼントするキャンペーンを実施している。
初めてのモナコGP、16番グリッドながら得意のスタートで大幅に順位を上げ、一時はトップテン圏内を走行していジョーダン・ホンダの佐藤琢磨。残念ながらトンネル内でクラッシュしリタイヤという結果に終わったが、これもいい経験になると前向きにとらえているよう。
初日のフリー走行でアラン・マクニッシュが2位タイムを出したトヨタ。下馬評ではトヨタのマシンに不向きと見られていたモナコでの予選では両マシンともにトップ10グリッドに入るなど健闘を見せたが、決勝では2台ともリタイヤという残念な結果に終わってしまった。
ポールを獲得したのはウィリアムズのフアン・モントーヤ。しかしスタート直後でデイビッド・クルサード(マクラーレン)がトップに立ち、序盤はモントーヤ、ミハエル・シューマッハ、ラルフ・シューマッハ(ウィリアムズ)の4人が激しい接近戦を繰り広げた。
「VQ」エンジンのデビュー戦となるザナヴィニスモ『GT-R』(本山哲/ミハエル・クルム)は、スタートドライバーのクルムがグリッド12位から激しい追い上げを展開、37周目に4位のポジションを手に入れた。