PHEVに乗っていると、HVのときよりもバッテリーの残量がやたら気になる。HVだと、クルマが勝手に電気を使うのを見守るしかなかったけれど、PHEVになると、ドライバーがもっと積極的に関与できるようになる。
マツダ『アクセラ』が商品改良され、新たに『デミオ』などと同じ1.5リットルディーゼルが追加され、そちらに話題が集まっているが、やはりディーゼルの主役は、アクセラに関する限り「22XD」のような気がする。
『X5 xDrive40e』は、BMWが『i8』に続くプラグインハイブリッド(PHEV)として設定したモデルだ。これに続いて様々なPHEVが登場している。
今冬発売予定の『プリウス』のリーディングカー、『プリウスPHV』の新型プロトタイプに試乗した。
運転席に座ったとたんに目が点である。これがボルボなのか。ボルボが社命をかけて追求する安全性。インテリアのデザインやスイッチの位置やカタチなど、計算された理念のもとに作られてきたはずだというのに、この凄まじい変わりよう。
VW『パサートGTEヴァリアント』は、車格こそ違うものの『ゴルフGTE』と同様の1.4リットル直噴ターボTSI+電動モーターというプラグインハイブリッド・システムを搭載している。
明るい運転席からの景色に、グレーでゆったりとした空間を演出するシートが心地いい。二列目三列目での居心地が家族のおもてなし度を左右するとあれば、ここは手を抜くわけにはいくまい。
フロントのエンブレムにあるツマミをひねると、エンブレムごと開いて顔を出す充電ポート。エネルギーチャージはまるで、ペットにごはんをあげるような感覚だ。
正直、何故こういうことをするのか? 三菱という自動車メーカーは、コンプライアンスもガバナンスもまるで無いように感じてしまう。とはいえ、『アウトランダーPHEV』乗れば非常に良いクルマなのである。
ごついボルボが戻ってきた。そう感じさせてくれるのがポールスターの存在である。すでに何度かレポートしているように、ポールスターは新たなボルボの高性能部門。しかし、ごついボルボとはそれを指すわけではない。