陸上自衛隊の観測(偵察)ヘリコプター『OH-1』は川崎重工が主契約会社となり、三菱重工や富士重工が協力して製造している国産機。操縦応答性の高いヒンジレスローターを採用しており、アクロバティックな挙動も難なくこなす。
ボーイングの下請業者であるエール・フランス・インダストリーズは、『E-3Fエアボーン・ワーニング・アンド・コントロール・システム(AWACS)』航空機の電子、機械、構造システムのアップグレードを行うことことを明らかにした。
陸上自衛隊の『TH-480B』は、2011年から配備が始まった新型の練習用ヘリコプター。これまで使用されてきた『OH-6D』の後継機種となる。アメリカのエンストロム・ヘリコプター・コーポレーション社が製造しており、今後30機の調達が予定されている。
宇宙航空研究開発機構(JAXA)は5月30日、ソニックブームを低減した次世代超音速旅客機を開発するための実験(D-SENDプロジェクト)で使用する試験用の機体「S3CM(S-cube Concept Mogel)」を公開した。
ロッキード・マーチンは6月6日、Ah-64D/Eアパッチ・ヘリコプターの為の近代化されたデー・センサー・アッセンブリ(M-DSA)レーザー距離計(LRFD)をアメリカ軍に納入したことを発表した。
宇宙航空研究開発機構(JAXA)が「D-SENDプロジェクト」で使用する試験用の機体はエンジンを搭載していない。自力で動作不可能なこの機体で音速を突破させる方法は非常に単純。上空から投下し、自然落下中に目標の速度に達するようにする。
宇宙航空研究開発機構(JAXA)が「D-SENDプロジェクト」を通じ、2020年を目標に技術の確立を目指す「ソニックブーム低減技術」とはどういうものなのだろうか。プロジェクトマーネージャーの吉田憲司さんは「機体形状でN型波形を変えること」と説明する。