欧州車はとくにあっという間にホイールが汚れる。対する国産車はそれほどブレーキダストが出ないクルマが多い。同じように止まるのに、なぜブレーキダストが多い少ないが出るのか。その解消法はどうしたらいいのかを考えてみよう。
車高調を入れるとほぼ付いてくるのが減衰力調整機構。サーキットでは締める、街乗りでは緩める、と言われてきたが、その構造と効果を考えると、正しい調整方法は他にある。
排気系チューンといえばマフラー交換だが、触媒をスポーツ触媒に交換するほうが効果は高い。うるさくならず、パワーも出せる触媒チューンに注目。
エンジンにもっとも重要なのはオイル。オイルが少ないのは超危険だが、入れ過ぎもトラブルを起こす原因になる。いつ、どんなときに、どれだけ入っていればいいのか。
レーシングドライバーは背もたれをやや寝かせる。その方がクルマの挙動を感じ取りやすいのと、カラダがホールドされやすいからだという。正しい運転姿勢を取り入れれば、もっと楽に安全に運転できるようになる。
バッテリーは弱ったら交換して元に戻る。それだけではいまいち楽しくない。ならば、もっと良いやつにしてみよう。容量アップも可能だし、軽さを手に入れることもできる。
自動車メーカーでも注目している空力。派手な空力チューンといえばGTウイングだが、そういったものだけじゃない、ちょっとしたもので効果のある空力チューンパーツとは
クルマの速さに、とくにターボ車のエンジンパワーに密接に関係しているのが吸気温度。エンジンに吸い込む空気は温度が低ければ低いほどパワーが出るのだ。ならば吸気温度を下げるチューンをしようじゃないか。
軽さは加速にも減速にもコーナリングにも効く。でも、エアコンを外したりするのはスマートじゃない。これからできる大人の軽量化に迫る。
レースの世界はいかに速く走らせるのかのノウハウがいっぱい。とくにワンメイクレースはわずかな差で勝負が決まるだけに、細かなメンテナンスが速さを生んでいるシビアな世界なのだ。