およそ世界中の自動車メーカーが一度は仕事を依頼したことがあるだろうカロッツェリアの代表。フランクフルトあるいはパリで、コンスタントにショーモデルを披露している。どこかのメーカーのクルマをつかって新しいデザインをショーで提案するという方法は、この会社だから許される。
いまや韓国自動車業界の希望の星。三菱とともにダイムラー・クライスラー傘下だが、そのクルマづくりは長年にわたって三菱と密接な関係にあった。いまや、押しも押されぬフルラインメーカーである。ヨーロッパのショーでは、毎年必ずショーモデルを披露している。
新型『カムリ』のデザインは、トヨタ社内の世界各地にあるスタジオや契約デザイナーも加わったアイデア競作から始まった。量産デザイン・チームは兄弟車『ウィンダム』のチームと同じ。ほぼ同時に手がけるから差異化することが可能、というわけだ。