ヤナセはかつてVW、アウディやメルセデス・ベンツ、キャデラック、シボレーなどの輸入権を持ち、国内の輸入車最大手だった。ヤナセの梁瀬次郎会長が、日本の輸入車市場を作ってきたのはまぎれもない事実だ。
日本ゼネラルモーターズ(GM)とヤナセは、ヤナセが持つGMグループのブランドであるキャデラックとサーブの輸入権を日本GMに移管すると発表した。これでヤナセの輸入権は『ウニモグ』だけとなり、輸入業務からほぼ撤退する。
輸入車販売大手のヤナセは2002年9月期連結決算を発表した。それによると売上高は前年同期比1.8%減の4501億円、営業利益が99億円となり増収増益となった。経常利益も12億円となり、前期の赤字から黒字転換した。当期純利益も26億円を確保した。
自動車業界団体らで構成する自動車税制改革推進フォーラムは28日、自民党本部内で緊急集会を開き、複雑な自動車税制の見直しや、ガソリン税などにかかっている暫定税率の廃止などを訴えた。
国土交通省は、次世代型低公害大型トラックの部品共通化に乗り出す。技術的に完成しても価格が高ければ普及しないため、燃料供給装置など、可能な限りの部品を共通化して、量産効果によるコスト低減を図る。
クライスラーでは、ジープ『リバティ』にディーゼルエンジン仕様を追加する考えがあることを明らかにした。