前日の取引終了後にトヨタ自動車が発表した2002年10〜12月期連結決算では、通期経常利益は1兆5000億円に迫る見通し。トヨタの好決算見通しも尻押しして全体相場は上昇して始まったが、結局は持ち合い解消の売りに反落して引けた。自動車株はほぼ全面安。
ホンダは『ステップワゴン』に内外装の質感を高めるとともに、装備充実を図ったお買い得感のある「デラクシーN」を設定して6日から発売した。価格はFFが214万8000円、4WDが239万8000円で、ベース車よりも18万8000円アップした。
1月の車名別販売ランキング(登録車)では、スモールカーの好調さに対し、セダンの低迷ぶりが目立った。なかでも、昨年10月に全面改良したばかりのホンダ『アコード』は、前月の8位から23位に急落した。
ホンダは『オデッセイ』に特別仕様車プレミアムサウンドを設定して6日から発売した。特別仕様車は「MQタイプ」をベースにBOSEサウンドシステムや16インチアルミホイールを装備した。価格はFFが234万5000円、4WDが259万5000円。
ホンダは、『アヴァンシア』に特別仕様車プライベートスタイルを設定して6日から発売した。アヴァンシアの「ヌーベルバーグ」、「L-4」にプライバシーガラスを装備した上で、ベース車に対して20万円値下げした。価格はFFが195万円、4WDが209万円。
日本自動車販売協会連合会が6日発表した1月の車名別販売ランキング(登録車)では、発売間もないトヨタの『ウィッシュ』が、早くも4350台を販売し、15位に入った。あおりを食ったのは、案の定、ホンダ『ストリーム』。
日本自動車販売協会連合会が6日発表した、1月の乗用車車名別販売台数(登録車)は、ホンダの『フィット』が、昨年からの勢いを持続し首位をキープした。トヨタの『カローラ』は900台弱の差で2位だった。
国土交通省は6日、ナンバーにICチップを組み込んだスマートプレート(電子ナンバープレート)実証実験を今月12日から東京都内で行う発表。東京都駐車場公社が持つ西新宿駐車場などに専用の路側設備を設置。入出庫時刻とともに低公害車や業務用などの車両情報をやりとりし、料金割引や車両判別などを行う。
日本自動車輸入組合が発表した1月の車名別輸入車新規登録台数は、VWが3150台で2カ月ぶりに1位となった。前年同月との比較では15.3%減と大幅マイナスだった。ポロ以外の販売が不振だったため。
日本自動車輸入組合が発表した1月の輸入車販売台数は、前年同月比3.2%増の1万5486台となり、2カ月連続で前年を上回った。日本メーカーの海外生産車が好調だった。外国メーカー車は同3.4%減の1万3724台で2カ月ぶりにマイナス、日本メーカーの海外生産車は、同121.9%増の1762台と倍増以上の伸びとなった。