ダイハツが東京モーターショーに出展する、2人乗り電気自動車『PICO(ピコ)』は、軽自動車と原動機付き自転車の間に位置づける2シーターのEVコミューター。
クラリオンは今年3月に発表したフルデジタル・スピーカーシステムをモーターショー会場に出品している。デジタル信号処理技術「Dnote」とクラリオンの車載音響技術を融合して開発した世界初のもの。来年の市販化を目指している。
帝人と東京工業大学は、黒鉛結晶が層状に単一配向した楕円形状の断面を持つ高導電性カーボンナノファイバー(CNF)を開発した。こうした形状を持つCNFの開発は、世界で初めて。
フォルクスワーゲンのブースでは、ワールドプレミアを2台用意したが、人気の中心はこの日、国内仕様と価格が発表された『ザ・ビートル』。ブースには2台が展示され、人だかりが絶えなかった。
「第42回 東京モーターショー」のテーマは「世界はクルマで変えられる。」"Mobility can change the world."。すべての国内メーカー14社・15 ブランドが出展し、海外からは欧州を中心とした20社・24ブランド(乗用・商用・二輪・カロッツェリア)が参加する。
横浜ゴムは29日、高圧力、大流量に対応する高性能な油圧配管用カップリング「YZ128S-04J」を開発したと発表した。開発品はレクサス『LFA』の6速ASG変速制御システムに採用され、すでに納入している。
日本自動車工業会は30日、東京ビッグサイト(東京都江東区)で「第42回 東京モーターショー」を開幕した。一般公開は12月3日から11日まで。24年ぶりに会場が東京都内に戻ってきた。
日産のコンセプトカーはゼロエミッションのEVが4台展示されている。『リーフ』をベースにした『LEAF NISMO Concept』、EVのスポーツカーである『ESFLOW』、元祖EVコミューターともいえる『PIVO 3』、そして商用車も意識した『TOWNPOD』だ。
日産『NV350キャラバン』はホイールベースの延長やクラッシャブルゾーンの見直しなどにより、最大荷室長をクラストップの3000mm超とした。
トヨタ『86』の開発コンセプトは「直感ハンドリングFR」。スバルの水平対向エンジンを採用するなど徹底した低重心化をはかり、ハンドリング性能を高めた。