産業用冷凍機メーカーの前川製作所は、NEDOの助成事業で開発した「グリーン冷媒を用いた産業用蒸気生成ヒートポンプ」の技術実証試験を、ホンダと共同で開始した。
実証試験は、ホンダの埼玉製作所完成車工場(寄居工場)の自動車塗装ライン乾燥工程で行われている。従来の化石燃料ボイラーと比較したエネルギー効率やCO₂削減効果の検証に加え、実際の生産ラインに適した制御方法や機器構成の開発を両社で共同実施している。両社は共同特許出願も行った。
■製品開発の背景
ヒートポンプは100℃未満の温水プロセスで広く使われているが、工場などの産業分野では100℃以上200℃未満の熱需要が多く、化石燃料を燃やすボイラーからの蒸気が多用されてきた。この過程で大量のCO₂が排出されるため、脱炭素化の障壁とされてきた。



