大分県宇佐市に本社を置くアイオーゼット(IoZ)は、車両管理システム「FaceIndex for OBD2」に、ドライバーごとの運転のエコ度を数値化する「エコ運転スコア」機能を追加すると発表した。
■背景:運転の「中身」が見えない課題
介護施設の送迎や訪問介護・訪問看護で使われる車両の多くは白ナンバーだ。運転前後のアルコールチェックは義務化されているが、「記録はしているが、運転の中身までは見えていない」という声が現場から上がっている。
利用者を乗せる送迎では、急な加速や減速を減らすことが、乗り心地と安全の向上に直結する。こうした課題に応えるのが今回の新機能だ。
■エコ運転スコアの4つの特長
1つ目は「実測値による評価」だ。車両のOBD2ポートからエンジン回転数や車速などを直接取得し、推定値ではなく車両のコンピューターが出力した値で評価する。
2つ目は「ドライバー単位での採点」だ。顔認証アルコールチェックシステム「FaceIndex for ALC2」と連携し、誰が運転したかを特定したうえでスコア化する。
3つ目は「運転のクセの総合評価」だ。急加速・急減速、アイドリング、速度超過などを総合的に評価する。
4つ目は「指導と表彰の両方に活用できる」点だ。改善が必要なドライバーへの指導と、優良ドライバーの表彰の両方に使える。
■すでに稼働している機能
同システムにはすでに、10秒間隔のリアルタイム位置表示、走行ルート・距離・時間の自動記録による運転日報の自動化、急ブレーキ・急加速・急ハンドルを集約した「危険運転」タブ、配線工事不要の差し込むだけの導入といった機能が備わっている。
FaceIndexシリーズは東証プライム上場企業で全国運用されており、FaceIndex for OBD2は「2026年度 おおいた産医療関連機器」(医機協第7号の3)に登録されている。
■展示会で実機デモを実施
2026年10月7日(水)~9日(金)に東京ビッグサイトで開催される「第53回 国際福祉機器展&フォーラム H.C.R.2026」の東九州メディカルバレー構想ブース(東3ホール、小間番号3-21-05)で実機デモを行う。開催時間は10:00~17:00(最終日は16:00まで)。エコ運転スコアとFaceIndex for OBD2の実機デモのほか、完全ローカルAI「LOCAI Voice」の紹介も行う予定だ。



