「CARTUNE ALL USERS MEET」に新設された「軽エリア」は、ひと回りするだけで軽自動車カスタムの幅広さを実感できる空間だった。スズキ、ダイハツ、ホンダ、スバルなど多彩なメーカーのモデルが集結した。
軽自動車エリア…CARTUNE ALL USERS MEET神戸スポーツモデルからトールワゴン、軽バン、オープンカーまでボディタイプも実に多彩。「軽自動車」という共通項こそあるもののカスタムの方向性にほとんど縛りはない。その自由度の高さこそ、このエリア最大のおもしろさだった。
まず目を引いたのがスズキ『アルトワークス』をはじめとする軽スポーツ勢だ。ローダウンに太めのホイールを組み合わせ、エアロパーツやボンネットまわりまで手を加えた車両が目立つ。チューニングパーツメーカーのステッカーを配したクルマもあり、単なるドレスアップではなく「走り」を意識した作り込みが感じられた。軽量コンパクトな車体を生かし、自分好みのハンドリングやフィーリングを追求する。軽スポーツならではの王道といえる楽しみ方だ。
軽自動車エリア…CARTUNE ALL USERS MEET神戸
一方、ホンダ『N-BOX』をはじめとしたスーパーハイト系ではカスタムの方向性が大きく変わる。車高をグッと落とし、大径ホイールを履かせたロー&ワイドなスタイルをはじめ、メッキパーツやエアロを効果的に取り入れた仕様も多い。同じ箱型ボディでもホイールの選び方や車高、ボディカラーとの組み合わせによって雰囲気はまったく異なる。複数台が並ぶことで細かな仕上げの違いまで比較できるのも、オーナーミーティングならではの楽しみだ。
軽自動車エリア…CARTUNE ALL USERS MEET神戸さらに存在感を放っていたのが軽バン勢。スズキ『エブリイ』やスバル『サンバー』系ではローダウンしてストリート仕様に仕上げたクルマがある一方、ルーフキャリアを装着してアウトドアテイストを加えた車両も見られた。本来は仕事や日常の足として生まれた実用車だけに、そこへ趣味性をどう盛り込むかがオーナーの腕の見せどころとなる。商用車らしいスタイルをあえて生かすクルマもあれば、乗用車顔負けのスタイルに仕上げたクルマもあり、その振り幅はかなり大きい。
軽自動車エリア…CARTUNE ALL USERS MEET神戸そして軽エリアを華やかにしていたのがスズキ『カプチーノ』やホンダ『S660』といったオープンスポーツだ。特にカプチーノはノーマルの雰囲気を残した車両から、ワイドフェンダーや大胆なグラフィックによって別物のように仕上げた車両まで参加していた。コンパクトなボディだからこそ少し手を加えるだけでも変化が大きく見え、徹底的に作り込めば強烈な個性を打ち出せる。これも軽自動車カスタムならではのおもしろさだ。
軽自動車エリア…CARTUNE ALL USERS MEET神戸会場を眺めて感じたのは、軽自動車カスタムには「こう仕上げるべき」という決まった答えがほとんどないこと。走り、スタンス、アウトドア、旧車テイスト、キャラクターやグラフィックを取り入れた遊び心たっぷりの仕様まで、オーナーの好みがそのまま愛車に表れている。
軽自動車エリア…CARTUNE ALL USERS MEET神戸だからこそ車種が違っても会話のきっかけは尽きない。「そのホイールは何J?」「この車高で普段乗れる?」「そのパーツはどこのもの?」と愛車を囲めば自然と情報交換が始まる。ボンネットを開けてエンジンルームを披露するオーナーもいれば、並べた愛車を眺めながら仲間同士で談笑する姿も見られた。
軽自動車エリア…CARTUNE ALL USERS MEET神戸限られたボディサイズの中にどれだけ自分らしさを詰め込めるのか。軽エリアに並んだクルマたちは、その答えが一台一台まったく違うからこそおもしろい。軽スポーツからスーパーハイトワゴン、軽バンまで同じ場所で盛り上がれる懐の深さも含め、現在の軽自動車カスタムを凝縮したようなエリアとなっていた。










