訪日客のレンタカー事故増加、交通規則の周知が急務[新聞ウォッチ]

訪日客のレンタカー事故増加、交通規則の周知が急務(写真はイメージ)
  • 訪日客のレンタカー事故増加、交通規則の周知が急務(写真はイメージ)

再び大雨による被害を拡大させた台風25号の影響で11年ぶりに5連休となったシルバーウイークも旅行やイベントなどの外出を控えた人も少なくなかったようだが、それでも最終日のきのう(9月23日)は旅行や帰省先から戻る人たちで、各地の駅は混み合ったという。

きょうの各紙にも「さらば5連休、各地で混雑、新幹線、午後に満席目立つ」などのタイトルで報じているが、東海道新幹線の上りは午後、満席が目立ったほか、日本道路交通情報センターによると、午後4時ごろ、関越自動車道上りの川越インターチェンジ付近を先頭に30kmを超す渋滞となったという。

11年ぶりの5連休の話題はともかくとして、きょうの読売が社説にも取り上げている「外国人観光客のドライバーが、レンタカーで事故を起こす事例が増えている」というのも気がかりである。

社説によると、「地方の観光地を機動的に移動しようと、レンタカーを利用する人も少なくない」として「これに伴って、外国人が運転するレンタカーの事故は、2022年以降増え続けており、日本では車は左側通行だが、海外は右側通行の国が多い。そのため、右折時に誤って右側車線に入り、出合い頭に衝突する事故も目立つ。実際、訪日客の右折時の事故は日本人の2.7倍に上る」という。

そして、「事業者がレンタカーを貸し出す際には、日本の道路事情などを説明する啓発用動画を見てもらうのは有効だろう。行政は、外国人が来日前によく見る日本の情報サイトなどに、そうした動画を積極的に掲載してはどうか」とも指摘している。

先日、多少の復興支援にでもなればと、熊本旅行に出かけたが、阿蘇山周辺の山道を走っていると急加速や蛇行運転の車をよく見かけた。駐車場には「わ」ナンバーも多く、ドライバーや同乗者の乗降時の会話は日本語ではなかった。「外国人観光客のドライバーを巡っては、生活道路での無断駐車などマナー違反も指摘されている。地域住民とのあつれきを減らしていくことも国の責務」と社説でも訴えているように、訪日客のドライバーに限らず、安全対策の強化は喫緊の課題である。

2026年9月24日付

●日米、対中で緊密連携、AI・重要鉱物協力(読売・1面)

●社説、レンタカー事故、訪日客に交通規制を伝えねば(読売・3面)

●飲酒運転と同等のリスク、睡眠時無呼吸症候群の治療中断で死亡事故 (産経・18面)

●生活道路30キロ規制、出発点から事故ゼロ願う、20年前、川口で4園児犠牲、遺族「子どもの命守って」(東京・20面)

●思い出ぎっしり疲れずっしり、シルバーウイーク最終日駅混雑 (東京・20面)

●JR九州、銀行・証券参入、SBIと提携総合金融アプリ開発 (日経・1面)

●Opinion中国EVほしがる米Z世代 (日経・5面)

《福田俊之》

編集部おすすめのニュース

教えて!はじめてEV

特集