ソラコムは7月7日、東京・六本木の東京ミッドタウンで日本最大級のIoTカンファレンス「SORACOM Discovery」を開催した。基調講演では、本田技研工業 UNI-ONE事業責任者の中原大輔氏が登壇し、着座型パーソナルモビリティ『UNI-ONE』の活用事例と、その実現を支える通信基盤の重要性を紹介した。
講演では、「人とAIをつなぐIoTの今と未来 -『フィジカル』と『デジタル』が出会うその先へ」をテーマに、IoTが物理世界とデジタル空間を結ぶ役割を説明。機器や設備のデータをIoTで収集してAIへ蓄積し、その結果をリアルな現場へ反映することで、新たな価値を生み出す考え方を示した。
中原氏は、UNI-ONEについて「移動を単なる手段ではなく、人と人、人と空間、人とデジタルをつなぐ体験に変えるモビリティ」と位置付けた。
UNI-ONEは、ASIMOの研究で培ったロボティクス技術を活用した着座型パーソナルモビリティだ。利用者は座ったまま体重移動するだけで前後左右へ移動でき、両手を自由に使える。難しい操作は不要で、3歳の子どもから90歳の高齢者、足に障害のある人まで幅広い利用を想定したインクルーシブな設計としている。
ホンダはASIMOの約20年にわたる研究成果をもとにUNI-ONEを開発し、2025年5月から実証を開始したという。










