東京ガス不動産は、神奈川県横浜市磯子区において開発を進めてきた物流施設「スタリア磯子」が竣工したと発表した。
本物件は、東京ガス不動産が初めて自社単独で開発した物流施設。横浜港エリアに近接する首都圏臨海部に位置し、首都高速湾岸線「磯子」出入口から約1.3kmと港湾エリアや市内主要物流拠点へのアクセスに優れる。幹線道路との接続性も高く、都市内配送および広域配送の双方に対応可能な物流拠点となっている。
本物件は、特定テナントの要望に合わせて設計・建設するオーダーメイドの賃貸用物流施設「BTS型物流施設」。倉庫・荷捌きスペースの合理的な配置や入出庫動線の最適化により、使い勝手と安全性の両立を目指している。
施設は地上4階建てのBOX型倉庫で、1階に18台対応の片面トラックバースを備える。外観は横浜港の「みなと色彩計画」に準じた色彩とし、グリッドデザインを採用した。
各階の有効階高は5.5m、床荷重は2.0t/m2。昇降設備として荷物用エレベーター・垂直搬送機・乗用エレベーターを各2基配置した。2階は10℃帯、3階は20℃帯で運用可能な定温倉庫仕様となっており、1階および4階には泡消火設備を導入し、指定可燃物の保管にも対応する。
共用スペースにはラウンジ、屋上テラス、ドライバー休憩室、屋外ベンチなどを設け、快適な就業環境を整備した。1階にはリボリューションファンを2基設置し、結露の抑制や夏季の体感温度低減にも寄与する。
敷地面積は9909.26m2、延床面積は2万234.17m2。設計・施工は大末建設株式会社が担当した。
東京ガスエンジニアリングソリューションズが提供する太陽光発電ソリューション「ソーラーアドバンス」を導入し、再生可能エネルギーを活用する。環境認証ではZEB(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)の取得を予定している。また、35時間稼働する非常用発電機を導入し、災害時の事業継続にも対応した。
東京ガス不動産は、東京ガスグループの2026~2028年度中期経営計画のもと、物流施設を含む多様なアセットの開発や保有地の有効活用を進めるとしている。





