メルセデス・ベンツ日本は、東京・表参道に新たなブランド体験拠点「Mercedes-Benz Studio Tokyo」(メルセデス・ベンツ ストゥーディオ トウキョウ)を開設すると発表した。2026年4月24日にオープンし、約1年間の期間限定で展開する。
◆グローバルプロジェクト「Mercedes-Benz Studio」
同拠点は、メルセデスベンツが世界の主要都市で展開するグローバルプロジェクト「Mercedes-Benz Studio」の一環であり、アジアでは初の開設となる。これまでドイツ・ミュンヘンやデンマーク・コペンハーゲンで展開されている。
●時間軸とカルチャー軸
コンセプトは「メルセデスの交差点」。ブランドの過去・現在・未来と、ファッションやアート、カフェなど多様なカルチャーが交差する空間として設計されている。表参道クロッシングパークに立地し、来場者が気軽にブランドの世界観を体験できる場をめざす。
メルセデス・ベンツ日本のゲルティンガー剛社長兼CEOは、「Mercedes-Benz Studio Tokyoは単なる車の展示施設ではない。ここはメルセデスベンツの過去、現在、そして未来が車という枠を超え、ファッションやアートなどが交差するメルセデスの交差点だ」と述べ、拠点の位置付けを説明した。

●パテント・モトールヴァーゲンから始まった挑戦
また同氏は、1886年の自動車誕生から続くブランドの歴史について、「ベンツ『パテント・モトールヴァーゲン』から始まった挑戦は、今日までメルセデスベンツの車づくりの中に脈々と受け継がれている。人の移動を安全に快適に、そして豊かなものにしていくために革新を積み重ねた140年だ」と語った。表参道にはパテント・モトールヴァーゲン(可動レプリカ)が展示される。
さらに、「この140年の歩みと現在、そして未来をより開かれた形で街の中で体験していただく。そしてファッションやアートなどと交わり、新たな体験を生み出す場所、それがMercedes-Benz Studio Tokyoだ」とし、ブランド体験拠点としての狙いを強調した。
表参道を選んだ理由については、「伝統と革新、静けさとエネルギー、多様なカルチャーが共存する非常にユニークな場所であり、メルセデスの交差点として最適な場所」と説明した。

●コラボ企画が続々と
施設内では、期間ごとに変化する展示やコンテンツを展開する。オープニングでは、ファッションブランド「Y-3」とメルセデスAMG PETRONAS F1チームとのコラボレーションを表現した特別車両を展示する。
また、映画『プラダを着た悪魔 2』と連動した展示では、劇中で使用される車両と同型のメルセデス・マイバッハ『Sクラス』を展示している。
さらに、メルセデスベンツ・アートコレクションから、アンディ・ウォーホルの「Cars」シリーズ2作品を期間限定(5~7月を予定)で展示する。パテント・モトールヴァーゲンや『300SLクーペ』をモチーフとした作品で、ブランドとアートの関係性を示す内容だ。
併設されるカフェ「Mercedes cafe by I'm donut?」では、オーナーシェフ平子良太氏が手がける5ブランドが集結する。来場者が自然に立ち寄り、ブランドに触れる導線を意図している。

●体験する価値は高まっている
Mercedes-Benz Studio Tokyoでは、光や音、空間演出を通じて五感でブランドを体験できる仕掛けも用意する。ゲルティンガー氏は「デジタルで多くの情報に触れられる時代だからこそ、実際にその場に足を運び、空間を感じ、プロダクトに触れながら体験する価値は高まっている」と述べた。
試乗プログラムも用意され、有効な運転免許証を持つ来場者であれば試乗が可能。公式LINEから予約する。
Mercedes-Benz Studio Tokyoの営業時間は11時から18時まで、定休日は設けない。所在地は東京都港区南青山5丁目1-1、表参道交差点の角地だ。6月30日には展示やラウンジ機能の拡張も予定している。









