AI Robotics領域のスタートアップ、ムービーズは1月27日、北海道上士幌町において、日本初となる公道の雪道環境下での自律型ロボットタクシー(ロボタク)の実証実験の全工程を、無事故で完走したと発表した。実証は1月5日から27日にかけて行われ、総走行距離は650kmを超えた。
ムービーズは、積雪環境でも再マッピングを必要としない「マップレス技術」を活用することで、全天候・低コストでの自動運転が可能であることを実証したとしている。
●開発の背景
ムービーズは、完全自動運転ロボタクの社会実装をめざして2024年5月に創業した金沢大学発の企業だ。ムービーズの技術基盤は、1998年から27年間にわたり金沢大学で続けてきた研究開発にあり、2015年からは公道走行を開始。これまでに延べ4万km、2000人の乗車実績を持つ。
2025年10月には、上士幌町において、国土交通省の「地域公共交通確保維持改善事業費補助金(自動運転社会実装推進事業)」の重点支援事業として、地元住民を対象としたロボタク運行実証を実施した。この際は、一般道で国内最長となる総延長100kmのエリアで運行した。



