横浜・大黒ふ頭をリアルに再現、ダイナミックマップの高精度3次元データが仏ゲーム『Apex Point』に採用

高精度3次元データを使用した「Apex Point」画面イメージ
  • 高精度3次元データを使用した「Apex Point」画面イメージ
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ダイナミックマッププラットフォームは、フランスのインディーゲームスタジオ「Apex Studio」が開発するオープンワールドドライブゲーム『Apex Point』に、高精度3次元データを提供したと発表した。

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本連携により、現実世界の道路を忠実に再現した没入感あふれるドライブ体験を、ゲームを通じて世界中のユーザーに提供する。また実装に先立ち、同社データを活用した本作品のプロモーション動画を公開した。

『Apex Point』は、日本の実在する都市や高速道路、峠道などを舞台に自動車の整備やレース、ドライブ、配達業務などを楽しめるオープンワールド型PCゲームである。

今回ダイナミックマップは、神奈川県横浜市の大黒ふ頭エリアを中心とした道路の高精度3次元データを本作品に提供する。自動運転にも使用される同社の高精度3次元データには、実世界の道路情報が高精度に収載されている。

データは本作品にミリメートル単位の精度で実装され、地形や高低差を正確に再現したオープンワールド環境を実現する。これにより、現実世界に限りなく近い、没入感あふれるドライブ体験を世界中のユーザーに提供する。

ダイナミックマップは高精度3次元データのプラットフォーマーとして、データの活用領域を広げ、産業全体に新たな価値を提供している。

同社は日本政府によるバックアップのもと、国内自動車メーカー10社等の出資により設立された。日本をヘッドクオーターに、北米・欧州・中東・韓国に拠点を構え、現在26カ国で事業を展開。自動運転や先進運転支援システム(ADAS)をはじめ、シミュレータ環境構築、インフラ管理、除雪支援など、幅広い用途に向けて高精度3次元データを提供している。

《森脇稔》

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