愛知皮革工業、自動車産業サイバーセキュリティ対策で「AssetView Cloud+」導入

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ハンモックは12月3日、自動車部品メーカーの愛知皮革工業が情報セキュリティ対策のクラウドサービス「AssetView Cloud+(アセットビュー クラウド プラス)」を導入したと発表した。

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愛知皮革工業は1957年の創業以来、トヨタ自動車をはじめとする国内大手自動車部品メーカーを主要取引先として、皮革製品の製造・販売を行っているメーカー。コンパクトカーから高級車まで幅広い車種の車内空間に使われているハンドルやシフトノブなどの革巻き製品を中心に、革手袋や電工サックなどの安全保護具、商業施設向けのインテリア製品まで幅広く手がけている。

同社は自動車部品製造業に従事していることから、自動車産業サイバーセキュリティガイドラインに準拠したセキュリティ対策が求められている。これまでオンプレミス型の他社製品を用いて情報漏洩対策を行っていたが、拠点ごとのPC管理やログ管理が充分に行えないことから、クラウド化を検討していた。

複数のクラウド製品を比較検討した結果、PCの操作ログに加え、自動車産業サイバーセキュリティガイドライン対策として必須の「メール送信ログ」も取得できる点が評価され、AssetView Cloud+の導入を決定した。

AssetView Cloud+は、「ヒト」を軸に企業や組織が所有するIT資産(ハードウェア、ソフトウェア、ライセンスなど)を一元的に管理・運用するクラウドサービスである。さまざまな操作ログや保有データの情報を取得し、従業員ごとに確認できる。また、管理者の業務権限に応じて、メール送信ログやPC操作ログの閲覧・管理権限を柔軟に設定することが可能だ。

不正操作があった場合は、管理者にアラート通知が行われ、利用者に対して警告メッセージを送信することもできる。これにより、自動車産業サイバーセキュリティガイドラインが求める情報漏えい防止や内部統制の対策を効率的に実施することが可能となる。

《森脇稔》

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