チューリング、防衛装備庁と連携…不整地自動運転技術の評価開始

チューリングが防衛装備庁と自動運転AIの性能検証に関する役務請負契約を締結
  • チューリングが防衛装備庁と自動運転AIの性能検証に関する役務請負契約を締結

Turing(チューリング)は10月3日、防衛装備庁陸上装備研究所と「一貫型自律走行技術の検証」の役務請負契約を締結したと発表した。

本契約のもと、チューリングは乗用車向けの自動運転の研究開発で培った成果を基盤に、舗装されていない不整地環境におけるEnd-to-End(E2E)自動運転技術の性能を検証する。検証では基礎データの取得や推論結果の評価を行い、多様な路面条件下でのモデル挙動を確認する。

防衛装備庁陸上装備研究所が実施するこの検証役務の目的はE2E自動運転AIの有効性を多角的に評価することだ。チューリングは都市部での技術を応用し、不整地環境における走行性能を実証する計画だ。


《森脇稔》

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