VISHは、ドライバーのスマートフォンだけで車両の現在地を配信できる位置情報サービス「BUS CATCH LITE(バスキャッチライト)」の事前登録を開始した。無料トライアルは10月1日より行う。
本サービスは、企業の従業員送迎や医療・福祉施設の送迎、スクールバス、イベントシャトルバスなどでの活用を想定している。交通渋滞などによる遅延発生時に集中しがちな「バスは今どこにいるのか?」といった問い合わせを抑制し、現場の対応負担を軽減することを目的とする。
利用者は専用アプリをインストールする必要がなく、共有されたURLをブラウザで開くだけで地図上で車両の現在地をリアルタイムに確認できる。一方、ドライバーは専用のスマートフォンアプリを起動して走行するだけで位置情報を配信可能だ。管理者も管理画面から利用者ページのURLやQRコードを発行して共有するだけで運用を開始できるため、専用機器の設置や複雑な時刻表設定は不要。臨時便や代替輸送など、急な運行にも迅速に対応できるとしている。