ホンダと住友重機械、廃プラスチック再資源化技術のパイロット設備を共同開発

プラスチックリサイクルのパイロットプラントのイメージ図
  • プラスチックリサイクルのパイロットプラントのイメージ図

住友重機械プロセス機器は9月16日、本田技術研究所(ホンダ)と共同で、プラスチックリサイクルのパイロットプラントを開発したと発表した。

ホンダは使用済み自動車から回収した廃プラスチックの再資源化に取り組んでおり、プラスチックのリサイクル実現に寄与する「ケミカルソーティング技術」を開発。今後はパイロットプラントでの技術実証を行う予定である。

住友重機械プロセス機器は、ホンダの基本仕様を基に、機器検討などの計画の初期段階から寄り添い、攪拌装置メーカーとしてのコア技術とプラントエンジニアリング力を融合させて設備仕様やプラント構成を共に開発することで、本技術のパイロット段階へのスケールアップを実現した。


《森脇稔》

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