AI時代における人材育成のあり方と自動車メーカーの取り組み…PwCコンサルティング/ホンダ/スズキ/マツダ【プレミアムセミナーレポート】vol.1

AI時代における人材育成のあり方と自動車メーカーの取り組み…PwCコンサルティング
  • AI時代における人材育成のあり方と自動車メーカーの取り組み…PwCコンサルティング
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6月23日、イードが主催するオンラインセミナー「AI時代における人材育成のあり方と自動車メーカーの取り組み」が開催された。セミナーではPwCコンサルティングおよびホンダ、スズキ、マツダといった自動車メーカーから、人事部門の責任者が講師として登壇した。その内容をダイジェストでお届けする。


AI時代の人材育成に求められる「心の成長」…PwCコンサルティングが示す新しい教育戦略

自動車メーカー各社の講演に先立ち、PwCコンサルティング合同会社(以下PwCコンサルティング) の三城雄児ディレクターによる「AI時代に対応、人材育成はどう変わる?」と題したプレゼンテーションが行われた。昨今、生成AIの台頭によって企業教育のあり方も根本から問い直されているという。そのような環境の中、どのように人材育成を再設計していくべきかが語られた。

生成AIの浸透が促す教育の再定義

生成AIは単なるツールではなく、すでに「ビジネスパートナー」として実務の中心に入り込んでいると三城氏は語る。 既存事業の検証、新規プロジェクトのプランニング、投資の意思決定支援などにAIを活用しているという。業務の多くをAIに任せることが可能になりつつあり、企業の人材教育には変革が求められると話す。

「水平的成長」と「垂直的成長」の両輪

こうした変化に対応するため、PwCコンサルティングが鍵だとするのが「水平的成長」と「垂直的成長」という2つの成長軸だ。

水平的成長を目指す教育は知識やスキルを拡張し、生産性向上を目指すいわば伝統的なものである。アプリを追加して機能を増やすスマートフォンのように、業務に必要なスキルを「身につける成長」といえる。


《石川徹》