コンチネンタル、インドのトラック・バス用ラジアルタイヤ事業から撤退

コンチネンタルタイヤのモディプラム工場は、今後、乗用車・小型トラック(PLT)タイヤ事業の収益性の高い成長に全面的に注力
  • コンチネンタルタイヤのモディプラム工場は、今後、乗用車・小型トラック(PLT)タイヤ事業の収益性の高い成長に全面的に注力

コンチネンタルは、インドにおけるトラック・バス用ラジアルタイヤ(TBR)事業から撤退すると発表した。同社は今後、収益性の高い乗用車・軽トラック用タイヤ(PLT)事業の成長に経営資源を集中する。

この戦略転換の一環として、トラック・バス用ラジアルタイヤ(TBR)事業を終了する。これには、ウッタル・プラデーシュ州メーラトのモディプラム工場にある専用TBR製造ラインも含まれる。

この再編は、インドにおけるコンチネンタルタイヤ事業の長期的な持続可能性を確保することを目的としている。変化する現地顧客需要に対応し、PLTタイヤのプレミアム分野における将来の成長機会に合わせて、現地製品ポートフォリオと製造拠点をさらに発展させることに注力する。


《森脇稔》

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