自動運転の新概念「レベル4+」実現へ、ティアフォーと米カーネギーメロン大学が協業

ティアフォーと米国のカーネギーメロン大学(CMU)が戦略的協業を開始。自動運転「レベル4+」という新たな概念の実現を目指す
  • ティアフォーと米国のカーネギーメロン大学(CMU)が戦略的協業を開始。自動運転「レベル4+」という新たな概念の実現を目指す

自動運転システムを手がけるティアフォーは、米国のカーネギーメロン大学(CMU)と戦略的協業を開始し、自動運転「レベル4+」という新たな概念の実現を目指すと発表した。

この協業では、従来のロボティクス技術と最先端のデータ中心型AIを統合したハイブリッドアーキテクチャを共同で構築する。目標は、自動運転システムのスケーラビリティ、説明可能性、安全性を飛躍的に高めることだ。

「レベル4+」は、SAE J3016で定義されるレベル4とレベル5の中間に位置づけられる新しい概念。人間の役割においてはレベル4に準拠しつつ、システム機能においてはレベル5の概念を部分的に取り入れ、幅広い環境における自動運転を可能にすることを目指している。


《森脇稔》

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