三菱自動車工業は、電気自動車(EV)の充電制御が可能な20基の充電設備および充電サービスを倉敷市に販売し、倉敷市役所本庁舎駐車場にて公用車の充電制御の運用を開始した。
倉敷市は2021年6月に「2050年ゼロカーボンシティ」へのチャレンジを宣言しており、カーボンニュートラル化に積極的に取り組んでいる。三菱自動車との包括連携協定締結を通じ、公用車のEV化を進めている。
三菱自動車の分析によると、倉敷市が運用するバンタイプの軽自動車をEVに置き換えることで、1台あたり年間で約7.2万円の燃料費と約0.49tのCO2を削減できる効果があるという。倉敷市は2025年度までに本庁舎で運用するEVを20台以上に増やす見込みだ。