独フロイデンベルグ、EV用バッテリーの新シール材開発、熱暴走時の性能が向上

フロイデンベルグ・シーリング・テクノロジーズが電気自動車用バッテリーの新しいシール材を開発
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ドイツのフロイデンベルグ・シーリング・テクノロジーズは、電気自動車用バッテリーの新しいシール材を開発したと発表した。この新素材は、従来のPFAS含有熱可塑性樹脂やFKMシールに代わる選択肢として、電気自動車業界に最適化されたものだ。

新シール材は射出成形で加工され、優れたシール性能を発揮し、バッテリーの寿命を確保するとともに、厳格化する環境規制にも対応している。従来の熱可塑性樹脂と比較して、熱暴走時の性能が向上しており、電気自動車のバッテリー応用において新たな水準を確立した。


《森脇稔》

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