DSとミシュラン、EV旅行の新時代を切り拓くガイドブック「EVドライブの楽しみ」を発売

DSとミシュランのガイドブック「EVドライブの楽しみ」
  • DSとミシュランのガイドブック「EVドライブの楽しみ」
  • DS 7(欧州仕様)
  • DS 7 の「E-TENSE 4x4 360」(参考)

DSオートモビルと、タイヤメーカーのミシュランが、電気自動車による新しい旅の形を提案する取り組みを開始した。両社は4月25日に「EVドライブの楽しみ」と題したガイドブックを発売する予定だ。

このガイドブックは、電気自動車での旅行に特化した30のルートを紹介している。フランス国内を静かにゆったりと探索できるよう設計されており、充電ポイントの情報や地図、アドバイス、グルメスポット、スポーツアクティビティの提案など、実用的な情報が満載だ。

DSオートモビルのグザビエ・プジョーCEOは「この独自の取り組みは、旅の知識と安らぎを中心に据え、2つのフランス企業の願いを結集したもの」とコメントしている。同社は今年、新たな電気自動車モデルを投入し、すでに100%電動化されている車種ラインナップをさらに拡充する予定だ。

一方、ミシュラン・トラベルガイド部門のフィリップ・オランディレクターは「電気自動車での旅行に対する認識を変え、より持続可能な観光を促進することを目指しています」と述べ、イノベーションとサステナビリティへの取り組みを強調した。

ガイドブックの序文を執筆した都市史・モビリティ・自動車の専門家マチュー・フロノー氏は、電気自動車旅行について「時間は贅沢品であり、充電のために立ち寄ることで目的地を再考する機会になる」と指摘。「旅の本質に立ち返り、自動車での移動の醍醐味を再発見できる」と語っている。

400ページのガイドブックは24.95ユーロ(約4067円)で、4月25日から一般の書店で販売される。

《森脇稔》

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