400VDCの開閉が可能、EV向け高耐圧信号切換リレーをFCLコンポーネントが発売

左からFTR-B3, FTR-B4, FTR-C1(手前:サーフェスマウント、奥:スルーホール)
  • 左からFTR-B3, FTR-B4, FTR-C1(手前:サーフェスマウント、奥:スルーホール)

FCLコンポーネントは、電気自動車(EV)の電源監視などに適した車載信号切換用リレーの販売を開始した。従来の信号用リレーでは対応が難しかったEVの高電圧バッテリーに対応し、400VDCの開閉が可能な高耐圧設計が特徴だ。

電気自動車のバッテリーは一般に300~400VDCが使用されており、従来の信号用リレーでは想定外の高電圧負荷により不具合が生じるケースがあった。FCLコンポーネントの新製品は、この課題を解決し、車載電装メーカーがより安心して利用できるよう1mA 400VDCの開閉が可能な設計となっている。


《森脇稔》

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