ウィルスマートとゼンリンは4月2日、「交通空白」による課題の把握・解消のため、協業を開始すると発表した。両社は、データを活用した地域の交通ニーズの調査から、地域に最適なモビリティサービスの開発までをトータルでサポートするソリューションの提供を目指す。
協業の概要として、まず移動の実態を可視化するデータ分析基盤の開発に取り組む。地域交通事業者が持つ時刻表や乗降データなど、形式の異なる様々なデータを取得し、ゼンリンが提供する地理空間情報と統合して分析する。これにより、潜在的な移動需要や路線再編の必要性などを可視化し、地域公共交通計画策定時におけるエビデンスの収集を効率化する。