損害保険ジャパンとSOMPOリスクマネジメントは、日本自動車研究所JNXセンターの会員企業向けに、4月1日から「JNXセンター会員専用サイバー事故相談窓口」を開設すると発表した。
この窓口は、自動車業界のサプライチェーン全体のサイバーセキュリティ強化を目的としている。
近年、自動車業界ではサイバー攻撃のリスクが高まっており、部品点数の多さや車両のデジタル化の進展により、セキュリティ対策の高度化が求められている。JNXセンターは約2500社の会員企業を持ち、その多くが自動車部品サプライヤーであることから、サイバーリスク対応強化のため2023年4月から損保ジャパンと連携し、「JNX団体サイバー保険制度」を開始した。