スズキ、モノづくりに興味ある高校生を支援…「モノづくり奨学金」を新設

スズキ教育文化財団のシンボルマーク
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スズキは、スズキ教育文化財団が、モノづくりに興味のある生徒を応援するための奨学事業「モノづくり奨学金」を新設したと発表した。第1期生となる7名に認定証を授与している。

「モノづくり奨学金」は、モノづくりに興味があり、高等学校卒業後に就職を予定している生徒に経済的な支援を行うことで、静岡県に根付くモノづくり文化の継承と将来の地域産業を担う人材育成に寄与することを目指している。

同財団は、2000年の設立以来、向学心を持ちながらも経済的な理由で学業に専念できない静岡県内の高校生を対象に奨学金給付を行い、2004年からは県内の高等学校を卒業した大学生にも対象を拡げてきた。これまでの奨学金給付は685名、5億4424万円(2025年3月24日時点)にのぼり、返済は不要だ。


《森脇稔》

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