トヨタキルロスカーモーター(TKM)は、世界森林デーと世界水の日を機に、環境保全への取り組みを強化すると発表した。同社は、トヨタ環境チャレンジ2050(TEC 2050)の一環として、水資源の最適化や自然との調和した社会の構築に向けた6つのビジョンに基づく取り組みを進めている。
TKMは水資源管理において、「4R戦略」(削減、再利用、リサイクル、再充填)を採用している。生産に必要な水の89.3%を再生水と雨水で賄っており、5万1000立方mの貯水能力を持つ雨水貯留池と18か所の地下水涵養ピットを設置している。これにより、敷地内の地下水位が年々上昇している。