メルセデスベンツ、人型ロボットとAI導入で生産革新を加速…独ベルリン工場

メルセデスベンツがドイツ・ベルリンのマリーエンフェルデ工場に人型ロボットを導入
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メルセデスベンツは3月19日、ドイツ・ベルリンのマリーエンフェルデ工場に人型ロボットを導入したと発表した。

2022年、ベルリン・マリーエンフェルデ工場はメルセデスベンツ・デジタル・ファクトリー・キャンパス(MBDFC)を設立し、実際の生産環境で未来のソフトウェアアプリケーションを開発する世界的な拠点となった。その中心となるのが、MO360と呼ばれるデジタル生産システムだ。MBDFCでは、新しいプロセスや技術の開発・テストと、自動車生産向けの革新的なMO360ソフトウェアアプリケーションのシームレスかつ迅速なグローバル展開を組み合わせている。

メルセデスベンツは最近、MO360生産システムにデジタル・ファクトリー・チャットボット・エコシステムやMO360LLMスイートなどのAI機能を追加。さらに、米国のアップトロニク社の人型ロボットを導入し、ベルリン・マリーエンフェルデ工場のグローバル・イノベーション・センターとしての地位を強化した。


《森脇稔》

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