あいおいニッセイ同和損害保険は、タクシーアプリ「GO」を運営するGOと連携し、ライドシェア事業向け自動車保険「移動支援サービス事業用自動車保険特約」の改定を4月から実施すると発表した。
この改定では、国内ライドシェア事業の運行実態やニーズに対応した合理的な保険料設定や補償内容の拡充が行われる。具体的には、小額の車両損害を補償するプランや、勤務形態に応じた1時間単位の保険料設定などが新たに導入される。
あいおいニッセイ同和損保は2024年4月からタクシー事業者や地方公共団体向けにライドシェア保険の提供を開始しており、今回の改定はその延長線上にある。同社は500以上の地方公共団体とのネットワークを活用し、営業地域や事業規模に関わらず、日本版ライドシェアへの参入を検討するタクシー事業者および公共ライドシェア導入を検討する地方公共団体に保険を提供していく方針だ。