建設機械のキャビンをデジタル化、「スマートリンクコンセプト」を4月発表へ…FORVIA HELLA

FORVIA HELLAの世界最大の建設機械見本市「bauma 2025」ブースイメージ
  • FORVIA HELLAの世界最大の建設機械見本市「bauma 2025」ブースイメージ
  • インテリジェント・バッテリー・センサー
  • K-LED Nano

自動車部品サプライヤーのFORVIA HELLAは、4月にドイツ・ミュンヘンで開催される世界最大の建設機械見本市「bauma 2025」において、デジタル化と持続可能性に対応した新技術と新製品を発表する。

同社が初公開する「スマートリンクコンセプト」は、建設機械のキャビンをデジタル化し、接続性を高めるビジョンを示している。作業灯から室内灯まで、すべての照明製品がデータバスを介して相互に通信するだけでなく、センサーやカメラ、その他の電子部品とも連携する。

この照明システムのネットワーク化により、潜在的な危険を早期に検知し、視覚化することが可能となる。例えば、マトリックス作業灯は作業環境の最適な照明を確保し、対向車やドライバーの眩しさを最小限に抑える。また、異なる光色を持つ作業灯は目の疲労を防ぐ。さらに、現在の照明条件に基づいて作業灯を調整し、常に最適な視認性を維持することができる。


《森脇稔》

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