クリスマスおもちゃ購入ラストチャンス!! 子どもが欲しいアイテム vs 親の予算金額を調査

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玩具メーカーのバンダイは、1995年から毎年実施している、3~12歳の子どもを持つ男女600人を対象のアンケート調査「クリスマスに関する調査」の結果を、12月3日に発表した。2024年、プレゼントの予算や、プレゼントに関する親子の意識は?


調査によると、クリスマスプレゼントの平均予算は8138円。2023年より420円アップした。子どもが選ぶクリスマスプレゼントで、カテゴリ1位は王道の「おもちゃ」。欲しいプレゼントの認知経路はリアル回帰で、「店頭」が1位になった。2位は「YouTube」だった。まだプレゼントを用意していないサンタクロースは参考にしてほしい。

◆子どもが欲しいクリスマスプレゼント1位は王道

子どもが欲しいクリスマスプレゼント(単一回答、n=600)をカテゴリ別集に計した結果、2023年に引き続き、キャラクターのなりきり変身玩具・カードゲームなどをはじめとした「おもちゃ」カテゴリが1位となった。第2位は「ゲーム(ソフト・本体)」、第3位は「衣類・服飾雑貨などの日用品」。

ランキングは2023年から変動がないものの、比較すると、「おもちゃ」カテゴリ(33.1%)と「衣類・服飾雑貨・食品などの日用品」カテゴリ(7.2%)がそれぞれ2%程度アップし、「ゲーム」カテゴリが26.0%から23.0%へと3%ダウンした。

◆年齢別欲しいものリスト

年齢別だと、3~5歳は1位:キャラクターのなりきり・変身玩具、2位:人形/抱き人形・着せ替え人形など、3位:ゲームソフト、6~8歳は1位:ゲームソフト、2位:ゲーム機、3位:ぬいぐるみ、9~12歳は1位:ゲームソフト、2位:ゲーム機、3位:衣類・服飾雑貨だった。

欲しいクリスマスプレゼントの認知経路については、「店頭(29%)」が1位となり、リアル回帰の傾向が見られた。年齢別では、3~5歳のでは「店頭」の割合が最も高いいっぽう、9~12歳は「YouTube」の割合が最も高く、子どもの成長による行動や交友関係、接する媒体の変化が明らかだ。

◆クリスマスプレゼントの予算平均は8138円

クリスマスプレゼントの2025年の予算の平均金額は、前年から420円増となる8138円。2021年以来3年ぶりに8000円台となった。回答の内訳を見ると「1万円以上~2万円未満」の回答が増加し、「5000円以上~6000円未満」という回答の割合に迫った。

また、2023年からの予算の増減に関する質問では、「予算を増額した」という回答が増加し全体の22.3%となった。増額理由としては、「子どもがリクエストするプレゼントの金額変化」、「子どもが学校の勉強や習い事を頑張ったから」と答える保護者が多い。昨今の物価高による影響よりも、年齢や本人の希望・日々の頑張りに応じて妥協なく子どもの希望を叶えようと考える親心が強い。

もっともこの平均予算は、統計的には統計母数が「子どもにプレゼントを購入する予定」のある親なので、予定のない親を含めれば金額は下がる理屈だが、2023年は購入をやめた、という親が大幅に増加しているとは考えにくいので、数字には現れないだろう。

「クリスマスに関する調査」の調査日時は2024年11月1~5日、調査地域は全国、調査方法はインターネット。調査人数は、3~12歳の子どもを持つ男女(23~59歳)600人。対象年齢の子どもにプレゼントを購入する予定があり、プレゼントの選定に関与する予定がある親また、子どもと一緒に回答できる人だ。


《高木啓》

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