上海汽車、中国に新ターミナル開業…世界市場進出の新たなルート開拓へ

中国の上海汽車(SAIC Motor)が海通太倉自動車ターミナルを中国江蘇省の太倉港で開業
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中国の上海汽車(SAIC Motor)は、上海国際港グループと江蘇港グループと共同で開発した海通太倉自動車ターミナルを、中国江蘇省の太倉港で開業した。

このターミナルは、揚子江流域で最大のローロー(roll-on/roll-off)自動車ターミナルであり、年間輸送能力は130万台に達する。これにより、SAIC Motorを含む自動車業界の顧客に対して、海上車両物流サービスを積極的に提供し、中国の自動車ブランドが国際市場に進出する新たなルートを開拓することを目指す。

SAIC Motorは、車両の製造だけでなく、船舶や港湾の開発にも注力しており、海外での自動車産業の全バリューチェーンを確立している。これには、革新的な研究開発センター、生産拠点、マーケティングセンター、サプライチェーンセンター、金融会社が含まれ、高品質で持続可能な国際ビジネスの発展の基盤を築いている。


《森脇稔》

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