ジャパンディスプレイ(JDI)は、米国のObsidian Sensors社と高解像度サーマルイメージングセンサーの共同開発・製造に関するパートナーシップを締結したと発表した。
JDIは「BEYOND DISPLAY」戦略の一環として、ディスプレイ技術を応用したセンサー開発に注力している。今回の提携により、高い成長が見込まれるサーマルイメージセンサー分野での競争力強化を目指す。
サーマルイメージングセンサーは、物体から放射される赤外線エネルギーを検出して映像化する技術だ。暗所や逆光下など、通常のカメラでは撮影が困難な環境での使用が可能なため、セキュリティや工業分野、車載カメラ、防衛産業など幅広い用途で需要が伸びている。