カナダに本拠を置くテレマティクス企業のジオタブは、ボルボカーズと提携を結んだと発表した。この提携により、ボルボカーズのOEMデータをジオタブのプラットフォームに統合し、商用フリート向けに高度なテレマティクスサービスを提供する。
新サービスは2014年以降のモデルに対応し、ボルボのコネクティビティサービス「ボルボ・オン・コール」またはAndroidベースのインフォテインメントシステムを搭載した車両で利用可能となる。これにより、追加のデバイス装着なしで、高品質なOEMデータを活用した分析が可能になる。
ジオタブのプラットフォームを通じて提供される主な機能には、燃料・エネルギー使用の最適化がある。内燃機関車、プラグインハイブリッド車、電気自動車など、異なる車種の走行可能距離を追跡し、ルート計画の改善や燃料コストの削減に役立てることができる。
また、EV充電がモニターでき、充電状況や残り充電時間の把握により、効率的な充電プラクティスの確立とエネルギーコストの削減が可能となる。