フォルクスワーゲングループ傘下のMAN は11月25日、ドイツ・ニュルンベルクに新たなバッテリー生産施設が完成したと発表した。
この施設は、電動トラックやバス向けの大型バッテリーを大量生産するためのものだ。
建設期間は1年で、2025年4月から本格的な生産が開始される予定だ。施設の総面積は1万7000平方mに及び、最新の生産方式を採用する。初期段階では年間5万基のバッテリー生産を目指し、2030年までに年産最大10万基まで拡大する計画だ。
この新施設により、約350の新規雇用が創出される見込み。MANは、ドイツで初めて自社でバッテリー量産を開始する商用車メーカーとなる。施設建設や設備投資を含む総投資額は約1億ユーロに上る。