BMWグループは、ドイツ・バイエルン州パースドルフのバッテリーセル製造の技術開発拠点「コンピテンスセンター」が、欧州連合(EU)の環境管理・監査制度「EMAS」の認証を取得したと発表した。
EMASは世界で最も厳格な環境管理システムとされており、この認証取得によりBMWの環境負荷低減への取り組みが改めて評価された形となる。
パースドルフのコンピテンスセンターは、BMWが2025年から発売を予定している次世代EVシリーズ「Neue Klasse(ノイエ・クラッセ)」に搭載するバッテリーセルのプロトタイプを製造する施設だ。同社のバッテリーセル技術における先駆的な役割を具現化した拠点として位置付けられている。
