EV電池の生産効率化へ、パナソニックが新システム「Syncora」発表

パナソニックのEV用電池の製造プロセスのデジタル化を加速させる新たな製造実行システム「SyncoraDMP」
  • パナソニックのEV用電池の製造プロセスのデジタル化を加速させる新たな製造実行システム「SyncoraDMP」

パナソニック コネクト ノースアメリカは、EV用電池の製造プロセスのデジタル化を加速させる新たな製造実行システム(MES)ソリューション「Syncora Digital Manufacturing Platform(SyncoraDMP)」を発表した。

SyncoraDMPは、EV電池製造の要件に対応できるモジュール式で拡張性の高いプラットフォームだ。包括的なトレーサビリティ、品質管理、プロセス監視、高度な分析とレポート機能を備えており、製造業者は生産を最適化し、より迅速かつ効率的に製品を提供できるようになる。

EV電池の生産需要が高まる中、製造業者は高い効率性の維持、製品品質の確保、進化する規制基準への準拠という課題に直面している。大規模施設での生産停止は数百万ドルのコストにつながるため、製造業者は深い業界知識と先進的な技術ソリューションを持つ信頼できるパートナーを必要としている。


《森脇稔》

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