トレンドマイクロの子会社で、自動車向けサイバーセキュリティ分野でサービスを提供するVicOne(ヴィックワン)は9月13日、日本の自動車業界におけるサイバーセキュリティの脅威と動向をまとめた「VicOne 2024日本 自動車サイバーセキュリティレポート」を公開した。
レポートは、日本の自動車産業におけるサイバーセキュリティの現状に焦点を当て、VicOneの取り組みおよび社内調査結果、サイバーセキュリティ事象や業界レポートの分析、専門家の意見など、多角的な観点でまとめている。
ヴィックワンは、「現時点では、日本の自動車に対するサイバー攻撃は限定的だが、自動車盗難の増加や世界的なランサムウェアの脅威など、自動車産業を取り巻くセキュリティリスクは高まり続けている」とする。レポートでは、サプライチェーンや自動車エコシステムにおける具体的な攻撃経路について深く掘り下げ、今後の脅威動向についても論じている。
レポートの構成
1. 概論:サイバーセキュリティと自動車
2. 脅威の現状に関する最新の分析
3. セキュリティの最新動向
4. リスク対応の推奨事項
5. 今後の脅威動向予測