ボルボバスがAI導入、サプライチェーンを100%脱炭素化へ…温室効果ガス削減の提案を生成

ボルボバスのAI導入イメージ
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ボルボバスは6月25日、人工知能(AI)を導入して、2040年までにサプライチェーンを完全に脱炭素化すると発表した。

ボルボバスは2025年までにサプライチェーンにおける温室効果ガス排出量を25%削減し、2040年までに100%削減するという野心的な目標を設定している。同社の「クレードル・トゥ・グレーブ」アプローチは、全バリューチェーンにわたる排出削減を求めている。

AIが脱炭素化を支援する方法として、まず自社のシステムからデータを取得し、各サプライヤーとそのバスの部品に関する詳細を収集する。このデータは外部の環境データベースからの情報と組み合わせて、各素材の温室効果ガス排出量を計算する。


《森脇稔》

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