ステランティスやメルセデスベンツが出資、ACCが新型電池開発へ…手頃な価格のEVめざす

BFMビジネスに出演しACCの戦略と今後の展望について語るACCのヤン・ヴァンサンCEO
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ステランティスやメルセデスベンツが出資するACCは6月12日、新型バッテリーを開発して、より手頃な価格のEVの実現を目指していると発表した。

同社のヤン・ヴァンサンCEOが、フランスの経済メディアの『BFMビジネス』に出演し、ACCの戦略と今後の展望について語った。ヴァンサンCEOは、ACCのプロジェクトが欧州の主権、産業化、雇用創出に貢献するものであり、引き続き支持されると確信していると述べた。

また、ヴァンサンCEOは、電動車市場の背景を説明し、ACCの将来の見通しを詳述した。ACCは高性能バッテリーに加え、新しい製品を開発して電動モビリティをより手頃な価格で提供することを目指している。ボルドー近郊のブルージュにあるR&Dセンターで新しいセルのプロトタイプが開発中であり、これによりユーザーが現在の価格よりも低コストで電動モビリティにアクセスできるようになるという。


《森脇稔》

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