ケータハム、生産能力50%増強へ…英国に新本社工場開設

ケータハムの新本社工場
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ケータハムは6月5日、英国に新本社工場を開設した、と発表した。ケント州ダートフォードに位置する建物は、ケータハムの生産、エンジニアリング、モータースポーツなどの中核拠点となる。ケータハム50年の歴史の中で初めて、生産、エンジニアリング、モータースポーツ、商業チームが一つの屋根の下に集まった。

親会社の日本のVTホールディングスからの新たな投資により、ケータハムは生産能力を50%増加させ、年間750台の生産を目指す。この5万4000平方フィートの施設は、「ダートフォードX」と呼ばれる新しい産業パーク内に位置し、既存の工場に近接しているため、熟練した労働力を維持することができる。

9か月間の工事を経て、新しい建物には最新の塗装ブース、エンジン組み立て工程、部品倉庫、そして33の個別ベイが設置されている。各車両のビルダーが『セブン』の組み立てを担当する。床面積の増加と新レイアウトにより、より効率的かつスムーズに運営される。


《森脇稔》

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